犬を迎える

ペットを飼う人が増えています。
ペットは単に可愛がる対象ではなく、家族や友人のような心の支えとなる存在へと、わたしたちの暮らしの中でその役割を膨らませています。

ペットの中で圧倒的に人気が高いのは犬と猫です。
とくに犬は感受性も高くみせる表情が豊かであるのと、犬種が多く選択肢が多いのも魅力的です。
また、育て方によっては飼い主にとても懐いて、まるで家族のように分かり合える存在となります。

かけがえのない存在になってもらうためには、飼い主が相当の覚悟と努力をしなければなりません。
ペットはかわいいぬいぐるみやマスコットではなく、わたしたちと同じ生き物です。
つまり、わたしたちの子育てとまったく同等で、ペットをしっかりと躾けて育て上げなければならないのです。

犬はとくに面倒のかかるペットです。
毎日のこまごまとした世話はもちろんのこと、散歩は欠かさず行かねばなりませんし、躾はきびしくしなければなりません。
それは、人間界という犬にとっては不自然な環境に身を置いてもらうわけですから、犬がストレスを感じることなく生活するためにどうしても必要な過程です。

単に”かわいい”というだけで甘やかすばかりでは、実は犬にとってはまったく幸せではありません。
きびしく躾け、育てるという根気は飼い主が持たねばならぬ子育てと同じ深い愛情の証です。
これができないようならば、飼い主になる資格はありませんし、飼い犬も幸せになることはできないでしょう。

だからといって、”飽きた””育てられない”といって、途中で放り出すことは決してやってはいけません。
捨てられて可哀想な運命をたどる犬たちがたくさんいるのも悲しい現状であり、それはすべて人間である飼い主の身勝手さから引き起こされたものです。

犬の飼い主になるためには、相当の覚悟をもたねばなりません。

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